(いやまだとっ散らかった荷物や書類作業は残っているのですが)
この作品ではいろんな人がいろんな人に「ありがとう」を言いました。
鹿太郎からおとんの愛人・麟子さんへ。麟子さんから鹿太郎へ。
鹿太郎からお母さん・篤子へ。篤子から鹿太郎へ。
篤子から麟子へ。麟子から篤子へ。
鹿太郎から未来の馬太郎へ。
未来のうさぎから鹿太郎へ。
「ありがとう」って口には出さなかったが、
妹・羊子とも、恋人・しのぶとも「ありがとう」って気持ちのこもった
言葉を交わしてた。
鹿太郎は死んじゃう間際に沢山の「ありがとう」を交わした。
死んじゃったけど、沢山の「ありがとう」を交わしてから死んだ。
ありがとうも、ごめんも、おはようも。好きとか、嬉しいとかも。
伝えないとね。生きてるうちに。生きてるんやからオイラたち。
魔法の言葉でぽぽぽぽんやないけどさ。
そういうことを大切にして生きていきたいと改めて思ったです。
そういえば、鹿太郎は神さまたちには一度もありがとう言わへんかった。
マジもう少し、神仏を敬えコラー。
(神さまのくせにお礼を要求する心構えに問題アリか)
てなトコロで、ツキノウタからおさらばだ。いつかまたどこかで。
【ツキノウタは十九夜の最新記事】